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安藤庵が強調していること
それは自力で治すんだ！ という事
治すチカラは既に備わっているんですよ
安藤庵ではハリ、灸、整体で、自然治癒力の手助けをします
利用するのは経絡（けいらく）という１４本の気の流れる道です
通常、一つの経絡（けいらく）だけの影響という場合は少ないので複数のハリをしますが
本来の治すチカラを手助けするのがハリですから
なるべくハリの本数は少なくしています
自力を損なわないようにしないといけません
また、経絡（けいらく）に無関係な場所にハリをすると
気が乱れて治療効果が出ません
どの経絡（けいらく）に問題があるのかを正確に知るためには
東洋医学的な診断方法を使います
検査機器を使わない診断方法ですから
皆様とのコミュニケーションが最も大切です
最終的には、どうして内臓に負担がかかってしまったのかを知る事が大切なことです
これが再発防止へとつながっていきます
正確な診断、治療、再発防止のためにも、なんでも気軽にお話いただけると助かります
Body Mind Spirit （肉体と心と魂）
これらは一体の存在です
人はとかく肉体のみに目を奪われがちですが
ココロと魂もまた人の重要な構成要素です
これらの３要素がなければ存在できません
人は肉体を持って生まれる前から魂として存在しています
受精卵に宿った魂は元々の魂のほかに５つの魂（Spirit）に分かれます
そして５つの魂の性質にあわせて心、肝、腎、肺、脾の五臓ができます
この五臓をつくり、その中に宿った魂、これがココロです
東洋医学ではそれぞれ ＜神＞＜魂＞＜精、志＞＜魄＞＜意、智＞
と呼んでいます
心＝神、 肝＝魂、 腎＝精、志、 肺＝魄、 脾＝意、智 です
これら五臓のココロが五臓を含めたすべての肉体をつくっていきます
ですから肉体はいわば五臓のココロ、そして魂そのものなんです
五臓のココロが肉体をつくっていく時にはそのココロが伸びていきます
５つの伸びたココロは各々のココロの気によって様々なカタチを生み出し
それが肉体を作りあげていきます
その伸びたココロが経絡（けいらく）と言われるものなんです
ですから経絡（けいらく）はココロと肉体をつなぐものでもありますし
ココロそのものとも言えますし、肉体そのものとも言えます
体には大まかに言って１4本の経絡（けいらく）という気の流れる道があります
14本の経絡（けいらく）にはそれぞれに関係している内臓があります
感情の乱れや飲食の不摂生、体に合わない気候風土などによって負担がかかると
経絡（けいらく）の気が変動します
すると経絡（けいらく）を伝って内臓の気が変動します
これが気の病 ＜病気＞＝様々な症状の発病要因だと安藤庵では考えています
そして、経絡（けいらく）の気に変動があるとき
その経絡（けいらく）上にある特定のツボが働き出します
ツボはもともと経絡（けいらく)上に存在していますが
肉体のなかの気のめぐりだけでは対処出来ないような事態が起きたとき
特定のツボが機能して肉体内部の気と外部の気を交流させ
なんとか不都合な状態から回復しようとするんです＝自然治癒力
ハリは、そのようなツボの作用を手助けします
ツボの作用を手助けする為のハリですが
ツボだけにハリをするわけではありません
あえて言えば、氣の流れる道＝経絡にハリをして結果ツボに作用させるんです
ハリによって機能が上がったツボは
より積極的に外部の気と交流し速やかに状態を回復させます
これがハリが効く仕組みです
ハリを刺すという事、それは自然治癒力の手助けをするということです
ハリを刺したから治るのではなく
元々備わった＜ 治すチカラ ＞がハリによって高められた
これがハリで治るということの本当の姿なんです
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